日が暮れてから1時間から2時間は、地上が夜、人工衛星が飛んでいるところは昼という時間帯です。この時間帯には、自ら光を発していない人工衛星が太陽の光を反射して明るく光りながら移動するのを見られます。中でも特徴的なのは、金星と同じぐらい大きく明るく輝きながら飛んでいく、日本製の実験棟「きぼう」を搭載している国際宇宙ステーションです。もう1つは、スペースX社が高速インターネット通信を実現するために大量に打ち上げている衛星群で、打ち上げから数日間50個ほどの衛星が一列に並んで進むのが見えるスターリンク衛星です。10月2日と10月3日はこの2つが同時に見られるチャンスです。
それぞれが見られる時間と方角は以下の通りです。(※10月1日 20:00時点の情報です)
・10月2日 きぼう:19:24~19:27 北西→北、スターリンク衛星:18:30から約4分間 北西→東
・10月3日 きぼう:18:36~18:42 北北西→東、スターリンク衛星:18:30から約4分間 北西→南東
せっかくの機会ですので、夜空を見上げてみませんか?
なお、きぼうとスターリング衛星が見られる日時や方角などの詳しい情報は、以下のサイトで確認できます。
・きぼう→「きぼうを見よう」
・スターリンク衛星→「Find starlink」
スターリンク衛星を見るための詳しい情報はこちらを参照→「スターリンク衛星(スターリンクトレイン)を見てみよう(2023年)」